Macbook Proにメモリ2GB→8GBに増設。やはり俊敏加速!


Macbook Pro(Late 2009)を使用して約1年と少し。
母艦iMacで基本制作を行ない、他の場所での作業として活用を主としていたMacbookProの活用比重が大きくなっていたので、メモリを増設することにした。



MacbookProを増強する理由。
MacbookProはその存在意義として全く必要に足るすばらしいマシン。
デスクトップのiMacとの違いとして尋ねられた時に挙げるとすれば、それは目線を少し下げた位置で作業ができる、という点だ。
SONYの以前の社長(大賀さんだったかな?)のインタビュー記事に、水平より9度前後見下ろす角度が一番快適にテレビを視聴しやすいのだ、というものを読んだことがある。
その目的とするならば、ラップトップタイプは実にかなったものだ。

使いやすさも十分だと、よりもっと使おうとするもので、
そうなるともう少し快適にしたいな、という必要が出てくる。
MacbookProにもParallels DesktopからバーチャルのWindows 7を使ったりすると、
そのもたつき具合が実用にあわなくなる。
そこでメモリを使った実務環境のバージョンアップを今回やってみた。



AmazonでBuffalo製メモリ8GBが10,800円。
もうひとつ後押しとなったのがメモリの値段の推移。
4GB×2枚のBuffalo製のメモリが10,800円で販売されていた。
8GBをアップグレードしようとすると少し敷居が高く感じるが、10,000円台でここまで可能となるようならば、十分もとはとれるのではないだろうか。

BUFFALO ノートPC用増設メモリ PC3-8500(DDR3-1066) 4GB×2枚組 D3N1066-4GX2/E

BUFFALO ノートPC用増設メモリ PC3-8500(DDR3-1066) 4GB×2枚組 D3N1066-4GX2/E



メモリの容量増加の効果
精密ドライバーさえあれば、メモリの交換は5分で済む。
MacbookProの裏面の10個のねじを外しバックパネルを外せば、ほぼ中央にメモリのスロットルが顔を出す。
斜めに差し込む時に注意さえ払えばすぐに交換できる。

さて、8GBに交換しその変化はどうだろうか。
いろいろなサイトでベンチマークでの比較で説明されているが、正直さわってみた体感でなければその差は語れないもの。
通常OSに割り当てられる最低限のもの、またソフトを複数実行したとき必用とされる容量は、以前のスペックの2GBで十分事足りるものだ。
そのため起動やブラウジングといったレベルの作業ではあまり実感はない。
起動がもたつくiPhotoもそんなに変わった気はしない。
しかし、複数のソフトを並行利用する時にやはり体感的にその差が分かる。
Photoshopで複数ファイルを開きながら作業を行い、他のソフトも操作する場合、
クリックしてからの反応速度に時間差を感じない。
Finderを開く時、ディレクトリ内のファイルを表示させる時にも、
「あ、複数のソフトを動かしているからだよな」と思わせるような間合いが、ない。
ほんの小さな、数秒の差だけど、それがスムーズさ、
作業のすとれすふりーにつながるんだから10,000円の効果は確かにある。

そしてやはり、ディスクスワッピングを確実に感じていた仮想OSの運用。
Parallels Desktopにてメモリの割り当てを2GBにして試してみた。
普通のWindowsをPCから起動させているときとほぼ変わらない速度で上出来だ。
動作もリアルに"OSシームレス"を実現できている。

まだ多くのソフトは試していないが、Illustratorも安定しているようだ。
CSはCS3を使っていることもあるかもしれないが、頻発していたファイルを開いた時点でのクラッシュがまだない。
やはりメモリの割り当てなどに、こうしたトラブルは起因するのかもしれない。


Macbookシリーズを使っているユーザーは、ぜひぜひ試してみる価値があると思いますよ。

BUFFALO ノートPC用増設メモリ PC3-8500(DDR3-1066) 4GB×2枚組 D3N1066-4GX2/E

BUFFALO ノートPC用増設メモリ PC3-8500(DDR3-1066) 4GB×2枚組 D3N1066-4GX2/E


PS.
Apple用のメモリの場合、型番のイニシャルが"A"から始まるものがセオリーだが、このメモリは"D"から始まる汎用のものだ。
万が一のエラーや非対応を覚悟したが、いまのところはおおむね問題のない動きをしている。