Drupalについてのとりあえず

若干のサイズが求められるサイト制作が控えているのでCMSをいろいろと調べ検証してた。

管理してるサイトもMTを4.2にしてみたけど、これらバージョンアップするとデキルコトも増えるのでついていかないとだな。


Drupalの特性が、現在のスキルと条件に合うのでテストサーバでの運用を図ってみる。
以下、インストに参考にしたサイトも含めた設定ガイド。

Drupal 5.7をダウンロード
ブログ執筆現在、Drupalのバージョンは6.Xだが、6系の要求環境にはMySQL4.1.Xがあり、これにはロリポップが対応していなかった。
4.0系から4.1系になり、文字コードの扱い方が大きく変わったとのこと。
とりあえずの検証なのでMySQL4.0系対応のDrupal5.7をダウンロードし設定を行った。

drupal5.7ダウンロード

インストール設定はDrupal日本語サイトより行う。
5.7は、日本語環境リソースキットは別でダウンロードを行い、Drupalディレクトリへコピーを行う。

本語でインストールするための翻訳ファイルと、日本語版 update.phpDrupal ディレクトリへコピーします。

1.

解凍した公式日本語リソースキットの server ディレクトリ内にある Japanese.po ファイルを Drupal 本体の profiles/default ディレクトリへコピーしてください。
2.

同様に update.php ファイルをオリジナルの update.php へ上書きしてください。

.htaccessの設定
ロリポップでの.htaccessの設定を紹介しているサイトを参考に、PHP のマルチバイト文字列入力変換機能についての設定を行う。

ロリポップへDrupalをインストールする | Drupal.0829.info

php_value mbstring.func_overload 0
php_value mbstring.language neutral
php_value mbstring.internal_encoding UTF-8

ロリポップではphpの書き込みのディレクトリ権限を変更する必要があるので、該当ディレクトリを変更。

* sites/default/settings.php (606 など)
* files (707 など)
* files/tmp (707 など)
* files/color (707 など)

そしてインストールしたアドレスへアクセスするとインストールウィザードが出てきた。
主な設定項目はデータベースアクセスの設定情報くらい。
Wordpressではここでサイト名なども決めていくが、それくらい。
気をつけるのは、高度なオプションの最初の項目で、「ホスト名」にデータベースのホストアドレスを入力しなければいけないこと。

Drupal インストール


インストールが成功すると、基本事項の設定。
まずはadminのユーザー名とパスワードを決める。
日本語翻訳ファイルをローカルからインポート。これは日本語リソースキットの中(japanese_resouce/local/ja.po)から。6系では、この日本語キットも一緒にコアファイルの中に入っており、必要がないようだ。


Wordpressとの違い
Drupalの公式サイトへ案内されていたように、BBcodeのモジュールインストールと設定を行う。
これで投稿の際、HTMLではなくBBCodeでの入力が可能になるというモジュール。Wordpressプラグインのように所定のディレクトリへアップし、有効化をすれば使えるようになる。
このように、ひとつひとつ機能をカスタマイズしていかなければならないのが大きな特徴なんだろう。
Wordpressのほうがセットになっている感じ。

あとやはり、管理画面の分かりやすさなども「単純にブログやページを作りたい」人には敷居が高いのではと。
使い勝手などはなれているせいもあるがwordpressのほうが快適だと感じる。


wordpressでは面白い、役立つプラグインが多々あったが、こちらは必要なものだけがあるという感じだ。
ざっと見た感じでは、Xoops未満、wordpress以上といったとこだろうか。

デフォでのスピードは悪くないんではないかと思う。